2019.7.31  

【エリア別】子供連れOK!とっておきの奄美大島観光スポット11選

うがみんしょーらん(こんにちは)!3児のママライター・きょうこです。

奄美大島へ家族旅行を計画中のあなた、もう遊ぶ場所は決まりましたか?

実は私も島外からの移住なので、子どもとどこに遊びに行こうか…と悩んだ経験があります。

鹿児島のガイドブックを買ってみるも、奄美大島はその中のたったの2ページ…(チーン…)

今はインスタなどSNS発信の情報も多くなってきましたが、それでも奄美の情報って残念ながら少ない…!

しかも子どもと一緒となると、行ける場所も限られてしまうとお悩みの人も多いのではないでしょうか?

奄美大島は、喜界(きかい)島や加計呂麻(かけろま)島などの離島を除けば、端から端まで車で2時間はあれば移動できるコンパクトな島です。

でも、移動が多いと子どもも疲れるし、遊ぶ時間はたっぷり取りたいですよね。

 

そこで今回は「小さい子ども連れでも楽しめる奄美大島の観光スポット」を、エリア別にご紹介します。

宿泊地から近いところを探してみてくださいね!

【目次】この記事で紹介するエリア

■笠利(かさり)・龍郷(たつごう)エリア
■名瀬(なぜ)・大和村(やまとそん)・宇検村(うけんそん)エリア
■住用(すみよう)町・瀬戸内(せとうち)町エリア

 


 

笠利(かさり)・龍郷(たつごう)エリア

まずは、奄美大島の北部部にある奄美市笠利町と龍郷町。

笠利町には空港があるので、立ち寄りやすく、土産物店なども多いエリアです。
奄美大島の中心部である名瀬(なぜ)からも車で1時間ほどで着きます。

あやまる岬観光公園

空港から車で約10分ほど北上したところにある「あやまる岬観光公園」は、海を一望する高台がある公園です。

子ども向けのアスレチックや、海に自然にできたくぼみに溜まった水がまるでプールのようになっている海水プールがあり、子どもだけでなく大人もワクワクする公園。

有料コーナーでは、芝スキー、ファンシーサイクル、サイクル列車、グラウンドゴルフが利用できます。

ファンシーサイクルやサイクル列車は親子で乗れるので、お子さんが小さくて自転車に乗れなくても大丈夫ですよ~。

親は筋肉痛間違いなし。覚悟しましょう!

2018年にできたばかりの観光案内所には、併設カフェ「みしょらんcafe」がありますよ。
遊び疲れたら休憩に行けるのはありがたいですね。

 

【基本情報】あやまる岬観光公園
TEL:0997-63-8885
営業時間:ファンシーサイクル・ サイクル列車・芝スキー:8:30-16:30
グラウンド ゴルフ9:30-17:00
定休日:なし(台風など荒天時のみ)
住所:奄美市笠利町須野682
URL:あやまる岬観光公園

 

原ハブ屋

奄美に生息する猛毒をもつ蛇のハブ。
奄美では「ハブは自然の守り神」だとも言われています。

原ハブ屋では、小さな子どもでも楽しめるショ―でハブの生態について教えてくれます。もちろん安全ですよ~。

蛇使いの見事なパフォーマンスと巧みな話術に引き込まれること間違いなし!

ショーは約30分で11時、14時、16時の3回開催で時間を合わせやすいのもいいですね。

空港から車で10分弱なので、飛行機の時間まで少し時間があるときにもおすすめです。

 

【基本情報】原ハブ屋 笠利本店
TEL:0997-63-1826
営業時間:9:30-18:00
定休日:無休
住所:奄美市笠利町平字土浜1295-1
URL:原ハブ屋

 

奄美リゾート ばしゃ山村

「ばしゃ山村」は、レストラン、土産物店、体験施設、宿泊と、色々な要素がギュッと詰まった施設。

体験施設のケンムン村では、塩作り体験や昔ながらの島のお菓子が作れるお菓子作り体験、陶芸体験、島唄体験、島人になる体験、アウトドア体験などができます。(要予約)

 

ショップでは工芸品から食品までたくさん揃っているので、お土産選びにもぴったり。

わが家の子どもたちはショップを出てすぐのところにある、お手製のブランコに夢中でした。

海が目の前なので、砂浜を散歩するのもおすすめですよ。

 

【基本情報】奄美リゾート ばしゃ山村
TEL:0997-63-1178
営業時間:9:30-18:00
定休日:無休
住所:奄美市笠利町用安1246-1
URL:奄美リゾート ばしゃ山村

 

それいゆふぁーむ

農園カフェの「それいゆふぁーむ」は、空港から車で約15分の龍郷(たつごう)町にあります。
ちなみに、海が干潮になるときにしか見られない「ハートロック」入口の目の前です。

敷地内ではヤギやウサギ、犬、カメなどと触れ合えるので、子どもがとっても喜んでました。

カフェのメニューは、奄美産のフルーツを使ったスムージーやフルーツカレー、珍しいヤギのミルクを使ったソフトクリームなど。

「ヤギのミルク、ニオイとか大丈夫…?」と、おっかなびっくり食べてみましたが、これがビックリするほどおいしい!クセはまったくありません。

ヤギミルクのチーズも販売していますよ。

干潮の時間に合えばハートロックに足を伸ばしてみるのもおすすめ。

少し歩きますが、子どもでも歩けないことはありません。
ちなみに、私の子どもは4才、2才でしたが自力で歩いて行けましたよ~。

奄美らしいジャングルのような森を通るルートは冒険気分で楽しめます!
大人はハートロック、子どもは砂浜で砂遊びをして楽しめるので、ぜひ家族で足を運んでみてくださいね。

 

【基本情報】それいゆふぁ~む
TEL:0997-69-4802
営業時間:10:30-18:00(季節によって変動あり)
定休日:無休
住所:龍郷町赤尾木1346-1
URL:それいゆふぁーむ

 

名瀬(なぜ)・大和村(やまとそん)・宇検村(うけんそん)エリア

奄美大島の中心地・名瀬と、奄美大島の東部にある大和村、宇検村エリアをご紹介します。

グリーンストア

名瀬にある「グリーンストア」は、店に入った瞬間に感じるディープ過ぎる空気がたまらない、超・地元密着型スーパーです。

名瀬方面に5店舗あり、なかには24時間営業の店舗も!

「え?それって観光スポットなの?」という疑問はさておき、「行ったら絶対楽しめるから行ってみて!」という場所です。

とにかく品揃えがしまっちゅ(島人)向け。
島外では見かけないような魚や奄美産のブランド豚をはじめ、惣菜もうるめの唐揚げなど島の家庭料理がずらりと並びます。

そして、奄美で養殖されているのに奄美ではめったに食べられない「近大本マグロの刺身」も取り扱っていて、地元企業ならではの強みをビシビシ感じます!(なんでこの人こんなに熱く語ってるの?と思われるかもしれませんが、近大本マグロって本当にめったに見られないんです!!)

子ども連れの旅行だと、「テイクアウトでも惣菜でもいから、夕食はホテルの部屋でゆっくり食べたいな~」ということもありませんか?

せっかくなら奄美の空気が感じられるグリーンストアで調達してみてはいかがでしょうか。

 

【基本情報】グリーンストア入舟本店
TEL: 0997-53-7087
営業時間:24時間営業
住所:奄美市名瀬入舟町18-21
【その他店舗:末広店(名瀬アーケード内)/伊津部店/長浜店/古田店】
URL:グリーンストア

 

大浜海洋展示館

名瀬の大浜海浜公園にある大浜海洋展示館は、奄美の海の生き物について詳しく知ることができる施設。

「小さな水族館」といった雰囲気ですが、入口を入ったらすぐに見える大水槽はなかなかの迫力です。

ウミガメや熱帯魚が泳ぐ水槽は、まさに奄美の海そのもの。
時間を忘れて見入ってしまいます。

ウミガメにエサをあげる体験もできるんですよ。

近くで見るとちょっと怖い?
息子は一番小さいウミガメを選び、投げ捨てるようにしてエサをあげていました笑

 

海の危険生物を紹介しているコーナーもあり、知っておくと役に立ちますよ~。

海水浴ができる大浜海浜公園が同じ敷地内にあるので、海に入る前に勉強していくのも良さそうですね。

貝殻やサンゴを使ったハンドクラフト体験もできるので、思い出作りにもピッタリです。

 

【基本情報】大浜海洋展示館
TEL: 0997-55-6000
営業時間:09:30~18:00(最終入館は17:30)
定休:年末年始(12/30~1/1)※メンテナンスの為の休館日あり
住所:奄美市名瀬小宿大浜701-1
URL:奄美市大浜海浜公園

 

フクギ並木

 

福の木と書いて「フクギ」と読む、なんとも幸せな気持ちになれる「フクギ並木」は大和村の国直(くになお)集落にあります。

トトロに出てくる小道のような、幻想的でありつつワクワクとした気分も高まる場所は、子どもだけでなく大人も大好きなはず。

フクギが太陽の光をさえぎってくれるので、夏の暑~い日もちょっと涼しく感じられます。

奄美のそのままの生活が感じられる集落を散歩してみるのもいいですね。

 

【基本情報】フクギ並木
住所:大島郡大和村大字国直集落

釣りイカダ宇検

「奄美と言えば魚!釣ってみたい!」という人もいらっしゃるかもしれませんね。

でも、釣り道具を持ってくるのは大変…
そんなときには釣りイカダ体験はどうでしょうか。

道具一式にエサも準備してくれるので、初心者や観光客もOK。
丁寧にレクチャーしてくれるので、初めての人も楽しめます。
釣りイカダにはトイレも付いてるので安心。

アジやスマガツオ、ブダイなどが釣れ、中には10kgを超える大物を釣り上げる人もいるのだとか!

釣った魚はすべて持ち帰り可能です。
もしイカダで釣れなかったときは、釣り掘で釣りを楽しむこともできますよ~!

イカダといってもけっこう広めのつくりなので、「暴れたり走り回ったりしない」と約束できるくらいの年齢ならチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

お弁当を持ち込んでのんびり釣りもいいですね。

 

【基本情報】釣りイカダ宇検
TEL:0997-67-6633
営業時間:AM8:00~PM5:00(12月~2月はAM8:00~PM4:00)
住所:大島郡宇検村宇検544-5
URL:つりイカダ宇検

 

住用(すみよう)町・瀬戸内(せとうち)町エリア

名瀬から車で約30分ほど南下すると奄美市住用町、さらに車で約30分進むと瀬戸内町です。

マングローブカヌー

日本で2番目の面積をほこるマングローブ原生林が広がる住用町。

海に広がる森のようなマングローブは、貴重な生物や鳥たちも訪れる場所になっています。

水路を散策するマングローブカヌーは、小さいお子さんから楽しめるマリンアクティビティ。

 

万が一、変な方向へカヌーが流されてしまっても、ガイドさんが引っ張って戻してくれます!大丈夫!(引っ張ってもらいまくった経験者は語る)

もちろん泳げなくてもOKです。

2人乗りのカヌーが多いですが、ショップによっては「大人2人・子ども2人」で乗れるカヌーの準備があるところも。

 

わが家は夫婦(ちなみに夫はかなりの重量級)と未就学児2人でひとつのカヌーに乗りましたが、沈みませんでした!良かった!(乗る前はかなり不安だった)

カニがちょこちょこ歩く姿を見たり、水に手を付けてみたりと、子どもがとっても喜んでました。

 

干潮の時間に合えば、陸地に上がって干潟の観察ができるツアーもあります。

マングローブカヌーのツアーをしているショップは住用に数件あるので、飛行機の時間などに合わせてトライできるのも嬉しいポイントですね。

所要時間はショップによりますが、30分ほどから参加できるコースもありますよ。

 

【基本情報】黒潮の森マングローブパーク
TEL:0997-56-3355
営業時間:9:30-18:00
住所:奄美市住用町石原478
URL:黒潮の森 マングローブパーク

 

水中観光船せと

小さな子どもがいても楽しめるマリンアクティビティでおすすめなのが、瀬戸内町の「水中観光船せと」です。

船の下半分の部分が客室になっていて、そこから海の中を見ることができます。
南国らしいカラフルな魚や、ウミガメ、熱帯魚の群れなど、美しい海に釘付けになること間違いなし!

所要時間は35分ほど。
見学ポイントで船を停めることも多いので、船酔いはほとんど心配しなくても大丈夫だと思います。

雨がけっこう降っていても出航可能。
少し海に濁りが出ますが、魚はちゃんと見られますよ~。

1日7便出ているのもうれしい!

 

【基本情報】水中観光船「せと」
TEL:0997-72-1326
営業時間:8:30-17:30
定休日:無休
住所:瀬戸内町古仁屋大湊26-14 古仁屋漁港ターミナルビル1階(せとうち海の駅)
URL:水中観光船せと

 

加計呂麻(かけろま)島

加計呂麻島は、瀬戸内町に属する島。
離島ですが、町営フェリーか海上タクシーを使って渡れます。

瀬戸内町の古仁屋(こにや)港を出港してすぐの写真。

目の前に見えているのが加計呂麻島です。

所要時間は、加計呂麻島は港が2つあるので便によって異なりますが、20~25分ほど。ちょっとしたプチクルージング気分を味わえます。

船などアクセスについて詳しくは「奄美せとうち観光協会公式ウェブサイト」をご覧ください。

船に乗って景色を眺めるだけでも子どもは十分楽しめますよ~。
時間が無いときは、「船で渡ってちょっと散策して帰って」というプランもいいかもしれません。

 

船には車も載せられます(要予約)。車ごと渡ってドライブも楽しい!

少し船で渡っただけなのに、まるで別のところに来たかのような景色や雰囲気の違いに驚きますよ。

写真の上が切れてしまってますが…大きなガジュマルの木からロープが垂れていて、ターザンごっこできます。

(「あぁ~ああ~!って言ってごらん」って子どもに言ったら『え?何それ?』みたいな妙な顔をされました)

 

他にも加計呂麻島には、楽しいスポットがたくさんありますよ。
海も素晴らしく美しいので海水浴もおすすめです。

加計呂麻島についての情報は「加計呂麻(カケロマ)ウェルカム」をご覧ください。

 

スローな奄美旅で子どもとゆっくり過ごしてみては?

奄美旅行の参考になる情報は見つかりましたか?
本当はもっともっとオススメがたくさんあるんです!というのが、正直なところです。

奄美には大きなショッピングモールや遊園地、映画館などはありません。

だからこそ、奄美ではのんびりゆったり過ごすのが、とっても贅沢な遊び方なのかなと思います。

 

観光スポットとしてはご紹介しませんでしたが、奄美には美しい海がたくさんあります。

海水浴をして、砂浜で貝殻やサンゴ、シーグラスを拾って、お弁当を食べてのんびり過ごすのもとっても楽しいです。

(それに実は、子どもってそんな過ごし方のほうが好きだったりしますよね)

 

あなたらしい奄美旅ができますように!


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