2010年に誕生した、シマを愛するすべての人々のための奄美群島地域情報サイト。日々あがってくるシマッチュたちのブログを主軸に、編集部が取材したグルメ・不動産・仕事・イベントなどの情報まとめなどを掲載。フリーペーパー「みしょらんガイド」も配布中!
みしょらんガイドの表紙は毎回中身の製作と同じぐらい大きなさばくりごとです。
70ページを超えるボリュームのみしょらんガイドですが、読者の目に入るのは、まず「表紙」。ここで手に取ってもらえるかどうかの命運が分かれると言っても過言ではありません。
また、私たち編集部にとっても、「過去越え」クリエイティブを目指すべく、ひときわ気合が入る一大製作なのです。
みしょらんガイドの表紙は毎年「実写」にこだわっています。
近年は、島人を巻き込んでの写真撮影にチャレンジしていて、よりパワーをもらえる表紙づくりを目指しています。
毎年のテーマに沿って表紙デザインをどのようなものにするのか、ということを会議で決定するのですが、今期の大きなテーマは、もちろん「10号目」であること。10号目まで発刊することができたのは、読んでくれる読者の方々、また掲載参加していただけるお店の方々のおかげ。
自然と「感謝」というキーワードが出てきました。
そしてもう一つ、大切にしたかったのは創刊号の思い。「奄美らしさ」にこだわり、生まれたシンプルなのに奥深い、でもちょっとへんてこなユニークさもある造形。
今見ても決して色あせることのない、なんとも不思議で魅力的な表紙だと、見るたびに感じていました。
▼創刊号の表紙
あのときの気持ちを忘れず、また奄美らしさを追求したクリエイティブへのリスペクトを込めて、今期の表紙デザインは創刊号のオマージュ+初代の外部スタッフ+歴代の表紙キャストを集めての、盛大な「感謝のおもてなし」に決定しました。
ディレクターは今期も染川琴音さん(Amami Disign)です!
まず必要だったのは巨大な鶏飯。
山羊汁の炊き出しに使う大きな鍋を拝借し、前日から鶏飯を仕込みました。
そして、そこに浮かべるのは、奄美群島をかたどった鶏飯島。
製作は、これまでもみしょらんガイドの表紙製作を多く依頼している、クリエイターのKIKURAさん。
無理難題も笑顔で「何とかなると思う」と言って作り上げてきてくれました。
企画段階から参加し、同じ温度感で笑いながら仕事をすることのできる外部スタッフの方々は、まさにみしょらん編集部の宝。手探り状態でスタートしたみしょらんガイドにとっては、今も昔もなくてはならない存在なのです。
鶏飯島をつくるKIKURAさん(手前)
鶏飯の具を丁寧に乗せていきます。「きれいに見えるようになるべく細く裂いて、切ってほしい」というリクエストに、スタッフ一同懸命に細くなるよう頑張りました。
歴代表紙キャストを招集させていただき、みな快く受けていただきました。
こんな不思議な撮影にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
衣装は大島紬を中心に、島らしさを考えてチョイス。
女性陣にはKIKURAさんが島野菜ヘッドドレスを製作。絶妙なかわいらしさで、しかもそれぞれにとても似合っています!!
全体撮影前に、編集部から今回のコンセプトの説明。10年目の思いを語らせていただきました。
またそれぞれ自己紹介したり、個別で撮影したりと楽しみました♪
巨大鶏飯なべのほか、島のハレの日にふさわしいごちそうを並べました!おいしそうです。
鶏飯なべには、最後の仕上げで、海に見立てたアオサを投入。これも創刊号の表紙で行った手法です。
まずはスタッフで試し撮り。
ディレクターでカメラマンでもある染川氏の指示で微調整を繰り返します。
キャスト、料理の配置が決まったところでキャストに集まってもらいます。
場が一気に華やかに!
みんなで掛け声をしながら撮影!
「いただきます!」バージョンなどさまざまなポージングを経て
最終決定したのはこちら!
どれもいい写真ばかりでした。
最後にキャスト、スタッフみんなで記念撮影。
今年も奇想天外な世界観を生み出してくれたディレクター&カメラマンの琴音さん!最後の最後まで愛をこめてくれて本当にありがとうございました。
美しくもかわいい鶏飯島を完成させたKIKURAさん!ヘッドドレスの完璧さにも驚愕しました。さすが過ぎます!
キャストのみなみなさま。久しぶりの方々も奇跡的に同一日程に集まることができ、本当にうれしかったです。そして撮影最初から素晴らしい笑顔とポージングの数々を目の当たりにし、さすがみしょらんの表紙を飾った方々、あるいはみしょらんを創ってきてくれた方々だと内心感動の涙を流しておりました!
みなさんといっしょに楽しい時間を過ごすことができて本当によかったです。ありがとうございました!
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【みしょらんガイド2024表紙製作スタッフ】
■ディレクション・撮影・デザイン:染川琴音(Amami Disign)
■鶏飯・ヘッドアクセサリー制作:KIKURA
■モデル:
植田正輝あに、土濱幸枝ねえ(味の郷かさり)、重尚樹さん(島ノコタチ)、牧統大さん(frasco/がじゅMarine)、楠田莉子さん、結忠臣さん(町田酒造)、大野愛香さん、國本喜介くん、うたちゃん、かふねちゃん
■大道具制作
明仁あに、正弘あに
■料理
染川のお母さん、リーコ姉、深田のお母さん
みなさまほんとうにありがっさまりょうた!
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